こんにちは、首都圏緑化サービスです。2023年6月1日よりアカミミガメ・アメリカザリガニが「条件付特定外来生物」に指定されました。アメリカザリガニって小学校の授業でも出てきた身近な生物だけど、今後どうすればいいの？と思ったので今回は記事にしてみました。
条件付特定外来生物とは？
「特定外来生物」とは、外来生物（海外起源の外来種）であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。指定された生物の取り扱いについては、輸入、放出、飼養等、譲渡し等の禁止といった厳しい規制がかかります。（引用：環境省・日本の外来種対策）
条件付特定外来生物は「通常の特定外来生物の規制の一部を、当分の間、適用除外とする」ことで、現在はアカミミガメ・アメリカザリガニしか指定されていません。規制の一部の内容としては、アカミミガメ・アメリカザリガニの２種を飼っている方は申請や許可、届出等の手続きは不要で当面の間はこれまで通り飼うことができるということです。
アメリカザリガニにしてはいけないことは何？
アメリカザリガニを捕獲、飼育、キャッチ＆リリース、譲渡はしていいけれど、キャッチ＆リリース以外の違う場所での放出、販売は禁止です。生態系を壊すようなことはダメということですね。
飼えなくなったら捨てるのは絶対にダメ！
「飼ったら捨てるな」は特定外来生物に限らず他の生物でも問題視されています。アメリカザリガニでも飼えば５年くらい生きるそうです。アカミミガメの方は40年以上生きる可能性があるので、よく考えて飼うことにしましょう。もしも、飼育できなくなった場合には最悪自分で殺処分することになります。殺すのはかわいそうだから捨てるというのは間違いで、他の生物をたくさん殺すことになります。
自然環境の保護は大事です
かわいいけど害獣注意！ヌートリアこちらの記事では特定外来生物のヌートリアを記事にしています。爆発的に繁殖し、農作物を食い荒らす害獣です。アメリカザリガニもヌートリアも元はごく僅かの数を日本に持ち込んだことが始まりです。１匹くらいいいだろうが日本全国に増えてしまっています。より良い暮らしにするためには自然を壊さないように守っていくことが大事と思いました。
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