老朽化した空き家の危険！空き家の方が劣化が激しい

空き家と住んでいる家、どちらも築年数は同じなのに空き家の方が劣化が激しいのには理由があります。

換気不足になるから空き家は劣化しやすい

誰も住まなくなった家は風が通らないので、湿気が溜まり、家中にカビが発生します。なので住んでいる家よりも劣化が早いのです。壁紙などの接着剤に含まれているホルムアルデヒドが湿気により溶けて空き家の中に充満することもあります。ですので、空き家を久しぶりに掃除しに行ったら目がチカチカしたり、鼻水・喉の痛みやせきなど、シックハウス症候群になってしまう場合も考えられます。

ライフラインを使っていないことで給排水管、ガス管が劣化する

長い間水を出していないと赤錆のようなものが最初に出てきたりしますね。ガスも久しぶりに使ったら急に使用量が増えガス漏れと勘違いされて止まってしまった、なんてことにもなります。電気も使っていない場合ブレーカーの盤内にホコリが溜まってショート、漏電をする可能性があります。もしも空き家を久しぶりに使う場合には状態を確認し対策した方がいいですね。

害虫や害獣に気が付かず対策が遅れる

家に住んでいるとちょっとコバエが室内に入り込んだだけでも大騒ぎになりますよね。しかし、住んでいない場合にはそんなこと気付きません。いつの間にかクモの巣だらけ、シロアリの棲家に、ネズミやたぬきなどがいつの間にか入り込むなどしても対応が遅れます。普段から住んでいればその前に汚なければ掃除をする、雨漏りがあればすぐに直すと思いますが空き家のまま住んでいないと直さないでそのままになっていることもありますね。

空き家をどうするか見直す

また他にも空き家にしておくことのデメリットがあります。以前のコラム記事の川越市にある空き家、放置したらどうなるの？では自然災害などで空き家が倒壊する危険性があることと、その場合近隣への被害や最悪火事が起こった場合の損害賠償などを請求される可能性があること、治安悪化の不安があること。空き家が詐欺犯罪に使われる！？対処法は？ではオレオレ詐欺の受け渡し場所に使われる、地面師により他の人に勝手に土地が売られてしまうなどの不安を記事にしました。

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