危ない？旧耐震住宅は解体したほうが良い？

こんにちは！川越市の解体なら首都圏緑化サービスです。最近はまた地震が増えて、大きな地震になったら・・・と心配です。備えあれば憂いなしと言われていますので、今回は家の耐震のことを記事にしました。

住宅は建築基準法で定められた耐震基準を守り建設されています。しかし、1981年建築基準法の改正によって、1981年5月31日までに確認申請を受けた建物は｢旧耐震｣、1981年6月1日以降の確認申請を受けた建物は｢新耐震｣と呼ばれています。違いは何でしょうか？

「新耐震基準」「旧耐震基準」の建物の違いは・・・？

震度5をこえる宮城県沖地震で建物の倒壊など大きな被害が出たことにより当時の耐震基準では今後のためにならないと判断され、1981年6月から新耐震基準が適用されました。

｢旧耐震｣

震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこととされており、技術的には、建物自重の20％の地震力を加えた場合に、構造部材に生じる応力が構造材料の許容応用力以下であるかどうかで判断されます。

｢新耐震｣

震度6強、7程度の地震でも倒壊しないことで、地震力が加えられた場合の構造部材に生じる応力が許容応力以下であるだけでなく、一定以上の規模の建物については、靱性（粘り強さ）を確保することが求められる。また、建物強度のバランスも必要とされます。

より大きな地震でも壊れにくいことが新耐震基準なんですね。では旧耐震基準の住宅があることというのは危ないのでしょうか？

旧耐震基準の住宅は危ない？

総務省消防庁の宮城県沖地震での被害をまとめたデータによると地震での建物倒壊については「新耐震基準により設計された建物の構造被害はほとんどみられていない。旧耐震基準により設計された建物は、一部に大破や層崩壊などの被害が発生した。」とあり、旧耐震住宅の方がもちろん壊れやすいというデータが残っています。もちろん地震が原因の被害が全国で一番多かったが、地震以外に津波の被害とその際に生じたガスボンベの爆発などでの大規模火災も大きな被害になっています。

建物が新耐震基準であることも大事ですがそれだけではなく防火基準も周辺環境も重要ですね。建物が老朽化している場合、旧耐震基準の場合の解体も当社にお任せください。

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