こんにちは、首都圏緑化サービスです。
川越市ホームページで新たにクラウドファンディングが立ち上げられていました。概要としては防災機能を有する広場にサクラやモミジ等の四季を感じられる樹木や、耐火性の高いシラカシ等の樹木を植樹したいので寄付を募っているとのことです。目標金額2,000,000円で、期限は11月2日です。
（出典：川越市）
川越西口のどこに防災公園ができるの？
クラウドファンディングの紹介の写真から住所を確認すると〒350-1124 埼玉県川越市新宿町１丁目１−１のようです。こちらは以前川越地方庁舎分館があった場所で、2015年にウエスタ川越ができる以前、この住所に市役所が移転するかもと噂になっていた土地です。2009年には市役所移転の話は白紙になっており、その後も川越駅西口をどのように有効利用しようかと色々な案や意見が出ていました。
西口市有地の活用に関してまとめてある資料によると娯楽関係の施設、体育館や図書館、児童館等に関しては、あまり積極的な考えではなく、広場や公園を設置することを考えていたようです。市の財政負担を最小限に抑えつつ、市民に需要のある場所にしたいという考えが元からあったようです。
2024年までに川越駅西口市有地利活用事業と関連事業はU_PLACE、ウエスタ川越、西口の歩行者用デッキがあります。ウエスタ川越は西部地域振興ふれあい拠点施設として埼玉県と川越市が共同で作りました。U_PLACEは飲食店や病院もありますが自転車置き場や送迎バス乗降場の整備事業でもありました。
（参考：川越駅西口市有地利活用事業基本方針（案）に対する意見の概要と市の考え方）
今後川越駅西口はどう変わっていくのか
今回募集しているクラウドファンディングは第１弾であり、第2弾のことも書かれていました。この広場に、児童向けの複合遊具や、乳幼児向けの遊具を整備することを予定しているようです。第３弾は募集することがないのかもしれませんが、個人的にはここ数年は特に夏場暑いので暑い日でも子どもが遊べるじゃぶじゃぶ池と霧吹きのシャワー、保護者も熱中症にならないようにテントや休憩スペースを設置、飲み物や軽食を食べられるお店などがあると誰もいない公園にならずに済むのではないでしょうか。
2011年3月11日東日本大震災が起こった時に、今は西口の通路になっている場所にあった川越駅西口広場に近隣のオフィスやお店にいる従業員、お客さんが避難していました。私もその一人です。西口広場が解体されて通路になった時にあの時のことを思い出して、避難できる場所がないんじゃないかと思っていました。西口に防災広場ができれば今後あの時と同じような事態になった場合にこの公園にみんな避難することができそうですね。
防災面だと川越市では大雨による内水が多く、川の氾濫や洪水の被害が想定されています。給水設備も今回の公園も川越市が防災面を強化しようというのが分かりますね。ますます安全で住みやすい街になっていくと市民やこれから川越市に住む方も安心できますね。
関連リンク：（川越市(埼玉県)の防災ハザードマップ 荒川入間川流域・台風・落雷に備えよう）
関連リンク：（川越北環状線・河川敷付近にできている建物は一体何？いつまで工事する？）
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