解体・造成の豆知識

Column

アスベスト(石綿)とロックウール(岩綿)の違いはなに?

2022/04/28

こんにちは、首都圏緑化サービスです。解体工事の時にも健康被害などで問題となっているアスベスト。アスベストは長期間大量に吸入すると、じん肺、悪性中皮腫、肺がんを引き起こす可能性があることがわかりました。空気中に浮遊するアスベスト(石綿)は、目で見ることができず、臭いもなく、吸い込んだという意識のないままじん肺、悪性中皮腫、肺がんを発症する危険性があります。そのため建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、あらかじめ石綿(アスベスト)の使用の有無を調査する必要があります。石綿等の使用の有無を書面調査、目視調査を実施し、使用されていないと判断された場合でもその後分析調査を行うか、石綿を含有するものとして解体作業を行うことになります。

なぜ健康被害のあるアスベストを建築物に使ってきたのか?

「燃えない」「軽い」「機密性が高い」という利点が断熱材、保温材、吸音材として最適とのことで断熱材として使用されてきました。またアスベストと健康被害の因果関係に長い間気づかなかったことがアスベストが多く使われてきた原因となっています。アスベスト肺の場合10〜15年、肺がん15〜40年、悪性中皮腫20〜50年(厚生労働省より)潜伏期間があるためです。

アスベスト(石綿)のような製品は他にもあるのか

昭和50年に原則禁止となり、その後石綿を必要としていた製品は代替品が全て見つかったため平成24年には完全に禁止となりました。アスベストのように軽くて燃えなくて機密性の高いもの、とは一体なんでしょう。それはロックウール(岩綿)というものです。ロックウールは玄武岩、鉄炉スラグ、石灰などが原料となる人造の鉱物繊維で、アスベストは蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然の繊維の鉱物です。人工的に作っただけで、岩と石と同じじゃないのか?ロックウールは健康被害がないの?と疑問に思いませんか。

ロックウールとアスベストは違うものだった

名前が似ているので同じように健康被害があるものなのかと不安になりますが、全くの別物です。アスベストの場合は0.02〜0.35μ(ミクロン)と細かい繊維であるのに対しロックウールの単繊維径は3〜10μ(ミクロン)でアスベストのように肺のなかに入り込むということはなく、また体内に入ってもロックウールはマクロファージにより分解することができます。アスベストの場合には繊維は排除されにくく体内に長く滞留してしまうそうです。

マクロファージとは…

死んだ細胞は垢のように体外に出されてしまう場合と、マクロファージと呼ばれる食作用の盛んな細胞に取り込まれて消化される場合とがある。マクロは大きい、ファージは食べる細胞、ということなので、マクロファージは大きい食べる細胞(大食細胞)という意味です。

リサイクル素材グラスウール

高温で溶融したガラスを遠心力等で吹き飛ばし、綿状に細かく繊維化した素材がグラスウールです。こちらも優れた断熱性能を発揮します。ガラスを原料としており、家庭などから回収される資源ごみからなるリサイクルガラスを使用できるという点、建物の解体などで不要になった使用済みのものも再生処理繰り返し利用できて、環境保護やゴミの削減に役立つ環境性能の高い断熱材です。

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