こんにちは、川越の解体業者首都圏緑化サービスです。
建物を解体するときに、アスベスト（石綿）が使用されている場合「大気汚染防止法」に基づいて、的確に処理されることが定められています。プロはどうやってアスベストが使用されているかどうか確認するのでしょうか。また自分で建物にアスベストが使われているかどうか見分ける方法はあるのでしょうか？
図面や建材の資料からある程度判断可能
建築物へのアスベスト使用は、1950年代〜法改正の2006年までです。2006年からは一般的な戸建住宅でアスベストを含む建材を使用できなくなったため、建物の構造体にアスベストが含まれていることはありません。逆に1950年代〜法改正の2006年までの間に建てられた建物にアスベストが使用されている可能性は高いです。特に1960年代〜1975年の吹き付け材は吹き付けアスベストだろうと判断できます。
設計書に記載されている建材名が分かれば国土交通省・経済産業省が公開している石綿（アスベスト）含有建材データベースで検索することで判断可能です。しかし、注意書きにもあるとおり廃業している建材メーカーの製品など未収録の建材もあるとのことなのであくまで目安です。
見た目でわかる方法はあるの？
アスベストが見た目だけでわかるかどうか、というのは難しいです。特に建材に混ぜ込まれている製品に関してはアスベストが使われているかどうか見るだけではわからないです。吹き付け材であれば指に取るなどし、アスベストか似た素材のロックウールか見分ける方法があります。
（出典：東海テクノ）
建材に混ぜ込まれている場合、アスベストかどうか目視で確認するには断面を燃やして繊維が残るかどうかで確認できます。繊維がある！繊維束がある！極細繊維！不均質！燃えない！とポイントがまとめられていました。
（出典：埼玉県環境化学国際センター）
アスベストの見分け方まとめ
自分でアスベストを使用されている建物かどうか調べる場合には目視よりも建物が作られた年代や使われた建材を調べてある程度判断したほうが良いです。ただ確実に調べたい場合にはやはりプロに調べてもらう方が確実です。
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