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アスベスト解体費用の相場をレベル別に徹底解説!補助金活用法と優良業者の見分け方

2025/10/05

「実家の解体を考えているが、アスベストが使われているかもしれない…」「アスベストの除去費用って、いったいどれくらいかかるんだろう?」

東京・埼玉エリアで解体工事をご検討中の皆様、こんにちは。解体工事専門会社「株式会社 首都圏緑化サービス」です。

古い建物の解体で避けては通れないのが、アスベスト(石綿)の問題です。健康被害のリスクがあるため、法律で厳しく規制されており、解体・除去には専門的な知識と技術、そして適切な費用がかかります。

しかし、アスベストに関する情報は専門的で分かりにくく、費用の相場も見えづらいため、多くの方が不安や疑問を抱えていらっしゃるのが実情です。

そこでこの記事では、解体のプロである私たちが、アスベスト解体の費用に関するあらゆる疑問にお答えします。レベル別の具体的な費用相場から、法律で義務化された事前調査の重要性、費用を抑えるための補助金制度まで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説します。

この記事を読み終える頃には、アスベスト解体費用の全体像が明確になり、安心して計画を進めるための第一歩を踏み出せるはずです。

 

この記事のポイントまとめ

  • 費用の鍵は3つのレベル: アスベストの飛散リスク(レベル1~3)で除去費用と工法が全く異なる。
  • レベル1が最も高額: 吹付け材など最も危険なレベル1は、厳重な隔離措置が必要で費用も高額(1.5万円~8.5万円/㎡)。
  • レベル3は比較的安価: スレート屋根などレベル3は、手作業で丁寧に撤去するため費用は抑えめ(0.2万円~0.5万円/㎡)。
  • 事前調査は法的義務: 2022年4月から、一定規模以上の解体工事ではアスベストの有無に関わらず事前調査と報告が法律で義務付けられている。
  • 総額は除去費以外も: 費用総額は、除去費用の他に「事前調査費」「足場・養生費」「廃棄物処理費」「各種申請書類作成費」などが加算される。
  • 補助金制度を活用: 国や自治体(東京都・埼玉県など)には、調査や除去費用の一部を補助する制度があるため、必ず確認することが重要。
  • 業者選びが最重要: 実績が豊富で、見積もりが透明な専門業者を選ぶことが、適正価格で安全な工事を行うための鍵となる。

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アスベスト解体の費用は「レベル」と「調査」で決まる

アスベスト解体費用の話を進める上で、まずご理解いただきたい最も重要な結論は、「費用はアスベストの飛散性の危険度(レベル)によって決まり、そのレベルを特定するための事前調査が全ての出発点になる」ということです。

多くの方が「うちの解体費用は総額でいくら?」とすぐに具体的な金額を知りたいと思われるかもしれません。そのお気持ちは痛いほど分かります。しかし、アスベストに関しては、この「事前調査」を抜きに正確な費用を算出することは不可能なのです。

なぜなら、アスベストは建材の種類によって、解体時にどれだけ細かく飛散しやすいかが全く異なり、それに応じて法律で定められた除去作業の厳重さ(工法)が変わってくるからです。

  • 飛散しやすいアスベスト(レベル1) → 宇宙服のような防護服と大掛かりな隔離空間が必要 → 費用は高額
  • 飛散しにくいアスベスト(レベル3) → 湿らせて手作業で慎重に撤去 → 費用は比較的安価

このように、費用を知るためには、まず建物にどんなアスベストが、どこに、どれくらい使われているかを専門家が正確に突き止める「事前調査」が不可欠なのです。そして、この事前調査は現在、法律で厳しく義務付けられています。

次の章から、この「調査の重要性」と「レベルの違い」について、さらに詳しく見ていきましょう。

 

なぜアスベストの事前調査が重要なのか?【2022年法改正】

「昔の建物にはアスベストが使われている可能性がある」ということはご存知の方も多いでしょう。しかし、その調査が現在「法的義務」となっていることは、まだあまり知られていないかもしれません。

2022年4月1日に「大気汚染防止法」が改正・施行され、アスベストの飛散防止対策が大幅に強化されました。これにより、解体工事における事前調査のルールが大きく変わりました。

【法改正による事前調査のポイント】

  1. 原則すべての工事で調査が義務化:
    建物の解体・改修工事を行う場合、その規模や建材の種類に関わらず、アスベスト含有の有無を事前に調査することが義務付けられました。
  2. 一定規模以上の工事では調査結果の報告が必須に:
    以下のいずれかに該当する工事では、アスベストの有無にかかわらず、調査結果を都道府県等へ電子システムで報告することが義務付けられました。

    • 解体部分の床面積の合計が80㎡以上の建築物の解体工事
    • 請負金額が税込100万円以上の建築物の改修工事
  3. 有資格者による調査が必須:
    2023年10月1日からは、アスベストの事前調査は「建築物石綿含有建材調査者」などの専門資格を持つ者でなければ行うことができなくなりました。
  4. 罰則の強化:
    事前調査を行わなかったり、調査結果を報告しなかったりした場合は、30万円以下の罰金が科される可能性があります。

 

つまり、現在では「アスベストは無いと思うから調査しない」という選択肢は存在しません。適切な手順で調査を行い、その結果を記録・報告することが、工事を行う元請業者の責任となっているのです。

この法改正は、作業員や近隣住民の健康を守るために非常に重要です。そして、施主様ご自身にとっても、後からアスベストが見つかって予期せぬ追加費用や工期の遅延が発生するリスクを避けるために、最初に行うべき最も重要なステップと言えるでしょう。

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アスベスト事前調査の内容と費用相場

では、具体的に事前調査とはどのようなことを行うのでしょうか。調査は大きく分けて3つのステップで進められます。

調査ステップ 内容 費用相場(目安)
ステップ1:書面調査 設計図書や仕様書、過去の改修記録などを確認し、アスベスト含有の可能性がある建材をリストアップします。 2万円~5万円
ステップ2:現地での目視調査 実際に現地へ赴き、書面調査でリストアップした建材を中心に、劣化状況や使用状況を目で見て確認します。 3万円~7万円
ステップ3:分析調査(必要に応じて) 目視調査でアスベスト含有の有無が判断できない場合、建材の一部を採取(サンプリング)し、専門の分析機関で含有の有無や種類を確定させます。 1検体あたり3万円~5万円

調査費用の合計は、一般の木造住宅(2階建て・30坪程度)であれば、書面・目視調査で5万円~10万円程度が目安となります。 分析調査が必要になった場合は、検体数に応じて追加費用が発生します。

私たち株式会社 首都圏緑化サービスでは、経験豊富な有資格者が、法令を遵守した適切な事前調査を実施し、詳細な報告書を作成いたします。調査の結果、アスベストが含有されていなかった場合は、その旨を報告して工事を進めますのでご安心ください。

 

【重要】アスベストの3つのレベル(発じん性)とは?

事前調査によってアスベストの含有が確認された場合、次に重要になるのがその「レベル」の特定です。アスベスト建材は、解体・撤去作業の際にどれだけアスベストが飛散しやすいか(発じん性)によって、レベル1~3の3段階に分類されています。

このレベルによって、作業の危険度、そして除去費用が大きく変わります。

レベル 発じん性(危険度) 主な建材例 特徴
レベル1 著しく高い 石綿含有吹付け材(吹付けロックウール、吹付けアスベストなど) 耐火被覆材として、ビルの梁や柱、駐車場の天井などに使用。綿状で非常に飛散しやすく、最も厳重な管理が必要。
レベル2 高い 石綿含有保温材、耐火被覆材、断熱材(配管エルボ、煙突断熱材など) ボイラー本体や配管の保温材として使用。レベル1ほどではないが、崩れやすく飛散の危険性が高い。
レベル3 比較的低い 成形板など(スレート屋根材、サイディング、Pタイル、石膏ボードなど) 硬い板状に成形されており、セメントなどで固められているため、通常の状態では飛散しにくい。しかし、割ったり砕いたりすると飛散する。

一般の木造住宅でよく見られるのは、レベル3の屋根材(コロニアル、カラーベスト)や外壁材です。一方、鉄骨造のビルやマンション、大規模な施設などでは、レベル1の吹付け材やレベル2の保温材が使用されているケースが多く見られます。

ご自身の建物にどのレベルのアスベストが使われている可能性があるかによって、費用の概算が大きく変わってくることを覚えておきましょう。

 

【レベル別】アスベスト除去・解体費用の内訳と単価相場

ここからが本題です。アスベストのレベル別に、除去作業の内容と費用相場を詳しく見ていきましょう。費用は、除去する面積や作業の難易度によって変動するため、ここでは1㎡あたりの単価で示します。

レベル1:石綿含有吹付け材(発じん性が著しく高い)

  • 費用相場:1.5万円~8.5万円/㎡
  • 主な使用箇所: 鉄骨造建築物の梁・柱、耐火壁、エレベーター周り、駐車場の天井など

レベル1は最も危険度が高く、作業には最大限の注意と厳重な設備が必要です。

【主な作業内容】

  1. 隔離養生: 作業場所をシートで完全に隔離し、外部にアスベストが漏れないように密閉空間を作ります。
  2. 負圧除じん機: 隔離空間内の気圧を外部より低く(負圧に)保つことで、粉じんの漏洩を防ぐ「負圧除じん機」を設置・稼働させます。
  3. セキュリティーゾーン設置: 作業員が出入りする際に、防護服に付着したアスベストを外部に持ち出さないよう、エアシャワー室などを設置します。
  4. 薬液による湿潤化: 吹付け材に専用の薬液を散布し、湿らせることでアスベストの飛散を抑制します。
  5. 手作業による除去: 専用の工具(ケレン棒など)を使い、手作業で丁寧に吹付け材を剥がし取ります。
  6. 袋詰めと密閉: 除去したアスベストは、湿潤な状態で二重の専用袋に入れ、厳重に密閉します。
  7. 特別管理産業廃棄物として処理: 法律で定められた最終処分場へ運搬し、適切に処理します。

このように、大掛かりな設備と専門的な手順が求められるため、費用は最も高額になります。

レベル2:石綿含有保温材・断熱材(発じん性が高い)

  • 費用相場:1万円~6万円/㎡
  • 主な使用箇所: ボイラー室の配管、空調ダクト、煙突、プラント設備など

レベル2もレベル1に準じた飛散防止対策が必要ですが、除去対象が配管などに巻き付けられた保温材などであるため、作業方法は少し異なります。

【主な作業内容】

  1. 隔離養生: レベル1と同様に、作業場所をシートで隔離します。負圧除じん機の設置も必要に応じて行います。
  2. 湿潤化: 除去対象の保温材などを湿らせ、飛散を防止します。
  3. 手作業による除去: 配管などから、カッターや工具を使って丁寧に剥がし、原型を保ったまま取り外します。
  4. 袋詰めと密閉: 除去した建材は、飛散しないように専用の袋で二重に梱包し、密閉します。
  5. 特別管理産業廃棄物として処理: レベル1と同様に、専門の処理施設で処分します。

レベル1ほどの厳重な隔離は不要なケースもありますが、それでも高い危険性を伴うため、費用は高額になる傾向があります。

レベル3:石綿含有成形板など(発じん性が比較的低い)

  • 費用相場:2,000円~5,000円/㎡
  • 主な使用箇所: 木造住宅の屋根(スレート)、外壁(サイディング)、内装(ビニル床タイル、石膏ボード)など

レベル3は、板状で硬く、アスベストがセメントなどで固められているため、飛散リスクは比較的低いとされています。そのため、レベル1や2のような大掛かりな隔離は不要です。

【主な作業内容】

  1. 湿潤化: 作業前に水を散布するなどして、粉じんの飛散を抑制します。
  2. 手作業による除去: 電動工具の使用は原則禁止です。釘やビスを一本一本手で抜き、建材を割ったり砕いたりしないよう、慎重に手作業で取り外します。
  3. 梱包: 除去した建材を飛散しないようにシートで梱包します。
  4. 石綿含有産業廃棄物として処理: 法律で定められた処分場へ運搬し、適切に処理します。

作業員の防じんマスク着用や作業場の湿潤化は必須ですが、レベル1・2に比べて工数が少ないため、費用は比較的安価です。

【レベル別費用相場まとめ表】

レベル 費用単価(/㎡) 主な建材 作業のポイント
レベル1 1.5万円~8.5万円 吹付け材 厳重な隔離、負圧除じん機、完全防備
レベル2 1.0万円~6.0万円 保温材、断熱材 隔離養生、原型を保ったまま手作業で除去
レベル3 0.2万円~0.5万円 スレート屋根、成形板 湿潤化、手作業で丁寧に除去(破砕しない)

※上記はあくまで目安です。現場の状況(高所作業、作業スペースの広さなど)によって費用は変動します。

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アスベスト解体費用の総額を左右するその他の要因

レベル別の単価以外にも、アスベスト解体費用の総額は様々な要因によって変動します。お見積もりを見る際に、以下の点をチェックすると良いでしょう。

  1. アスベストの除去面積と量:
    当然ながら、除去する面積が広ければ広いほど、また廃棄物の量が多ければ多いほど費用は増加します。
  2. 建物の立地と周辺環境:
    • 足場の必要性: 2階建て以上の建物では、安全に作業するための足場の設置が必須となり、その費用(約800~1,200円/㎡)が加算されます。
    • 搬出経路: 前面道路が狭く、大型のトラックが入れない場合は、小型トラックで何度も往復する必要があるため、運搬費が割高になることがあります。
  3. 除去作業の難易度:
    • 高所での作業や、狭く複雑な場所での作業は、通常よりも手間と時間がかかるため、人件費が加算される場合があります。
    • 建材の劣化が激しく、飛散リスクが高い場合も、より慎重な作業が求められるため費用が上がることがあります。
  4. 養生費用:
    アスベストを除去しない箇所や、近隣の建物、道路などを粉じんから守るために、シートで覆う「養生」が必要です。この養生の範囲と質によって費用が変わります。
  5. 書類作成・申請費用:
    工事前には、労働基準監督署や自治体への届出が必要です。これらの書類作成や申請手続きを代行するための費用も含まれます。

私たち首都圏緑化サービスでは、お見積もりの際にこれらの項目を一つひとつ丁寧に説明し、なぜこの金額になるのか、お客様にご納得いただける「透明性の高いお見積もり」を徹底しています。

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活用したい!アスベスト解体の補助金・助成金制度

アスベストの除去には高額な費用がかかる場合があるため、国や地方自治体は、その負担を軽減するための補助金・助成金制度を設けています。これは使わない手はありません。

【主な補助金制度】

  • 国の制度(住宅・建築物アスベスト改修事業):
    地方公共団体が、民間の建築物のアスベスト調査や除去・封じ込め工事に対して補助を行う場合に、国がその費用の一部を支援する制度です。
  • 地方自治体の制度:
    国からの補助を受け、各都道府県や市区町村が独自の補助金制度を設けています。

【東京・埼玉エリアの例】

  • 東京都: 区市町村が実施するアスベスト調査・除去等への補助事業に対して都が補助を行っています。お住まいの区や市に問い合わせることで、具体的な制度内容を確認できます。(例:千代田区、世田谷区、八王子市など)
  • 埼玉県: 多くの市町村で、吹付けアスベストなどの調査や除去工事に対する補助制度があります。(例:さいたま市、川越市、所沢市など)

【補助金を利用する際の注意点】

  • 申請は工事前: ほとんどの制度で、工事を着工する前に申請が必要です。契約・着工後に申請しても受理されないため注意しましょう。
  • 予算の上限: 自治体の補助金は年度ごとに予算が決められており、上限に達すると受付が終了してしまいます。解体を決めたら早めに情報収集と準備を始めることが大切です。
  • 対象となる建物や工事内容に条件がある: 木造住宅のみが対象であったり、吹付け材(レベル1)の除去のみが対象であったりと、条件は自治体によって様々です。

補助金制度は手続きが複雑な場合もありますが、活用できれば数十万円単位で費用を抑えられる可能性があります。私たちのような専門業者にご相談いただければ、お客様のケースで利用可能な補助金制度の情報提供や、申請手続きのサポートも行っていますので、お気軽にお声がけください。

 

信頼できるアスベスト解体業者の選び方5つのポイント

アスベスト解体は、費用だけでなく、安全性も非常に重要です。不適切な工事を行えば、作業員や近隣に健康被害を及ぼす可能性があります。安心して任せられる、信頼できる業者を選ぶために、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。

  1. 必要な許認可・資格を保有しているか?
    • 解体工事業登録 or 建設業許可: 解体工事を行うための必須の許可です。
    • 産業廃棄物収集運搬業許可: 撤去したアスベストを運搬するために必要です。
    • 建築物石綿含有建材調査者: 正確な事前調査を行うための有資格者が在籍しているか確認しましょう。
  2. アスベスト除去工事の実績は豊富か?
    アスベスト除去は経験がものを言う専門的な作業です。会社のウェブサイトで、過去の施工事例(特に同レベルのアスベスト除去事例)を確認しましょう。
  3. 見積もりの内訳が詳細で明確か?
    「一式」といった大雑把な見積もりを出す業者は要注意です。「事前調査費」「除去作業費(レベル・面積)」「足場・養生費」「廃棄物処理費」など、項目ごとに単価と数量が明記されているかを確認します。複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」も有効です。
  4. 万が一の事故に備える保険に加入しているか?
    工事中の事故に備え、「損害賠償責任保険」などに加入しているかを確認しましょう。誠実な業者であれば、保険証券のコピーを見せてくれるはずです。
  5. 近隣への配慮を徹底してくれるか?
    工事前には、近隣住民への挨拶と説明が不可欠です。工事内容や期間、安全対策について丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。そうした姿勢が、トラブルを未然に防ぎます。

私たち株式会社 首都圏緑化サービスは、これら5つのポイントを全てクリアしています。東京・埼玉エリアでの豊富な実績と、法令遵守を徹底した安全管理で、お客様の大切な資産と地域の安全をお守りすることをお約束します。

 

FAQ(よくあるご質問)

Q1. 見積もりだけでも費用はかかりますか?

A1. いいえ、ほとんどの解体業者では現地調査とお見積もりは無料で行っています。もちろん、私たち首都圏緑化サービスでも無料です。複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することをお勧めします。ただし、詳細な分析調査が必要な場合は、分析費用が別途発生することがあります。

Q2. アスベストがある場合、解体費用は通常よりどれくらい高くなりますか?

A2. アスベストの種類と量によります。例えば、30坪の木造住宅で屋根にアスベスト含有スレート(レベル3)が使われている場合、通常の解体費用に加えて20万円~40万円程度の除去費用が上乗せされるのが一般的です。レベル1やレベル2のアスベストが広範囲に使用されている場合は、100万円以上の追加費用がかかることもあります。

Q3. 解体せずにアスベストをそのままにしておくことはできますか?

A3. はい、アスベストが損傷なく安定した状態であれば、すぐに飛散するリスクは低いため、そのままにしておく「存置」という選択肢もあります。また、除去するのではなく、薬剤で固めたり、板材で覆ったりして飛散を防ぐ「封じ込め」「囲い込み」という工法もあります。ただし、将来的に建物を解体する際には、いずれ除去が必要になります。

Q4. 工事中は近所に住んでいても大丈夫ですか?

A4. はい、ご安心ください。信頼できる専門業者は、法律に基づいた厳重な飛散防止対策を行います。作業場所を完全に隔離し、粉じんが外部に漏れないよう徹底的に管理するため、近隣住民の方の健康に影響が及ぶことはありません。工事前には、業者から近隣の方々へ丁寧な説明も行います。

Q5. アスベストの調査や除去にはどれくらいの期間がかかりますか?

A5. 建物の規模や状況によりますが、一般的な木造住宅の場合、事前調査(書面・目視)で1日、分析調査が必要な場合は検体の採取後、結果が出るまでに1週間~10日程度かかります。レベル3の屋根材除去作業であれば1日~3日、レベル1の吹付け材の除去は、隔離や養生の期間も含めると1週間以上かかることもあります。

Q6. 自分でアスベストを除去することはできますか?

A6. 絶対におやめください。アスベストの除去は専門的な知識と技術、適切な装備がなければ、ご自身の健康を著しく害するだけでなく、周囲にもアスベストを飛散させてしまう大変危険な行為です。法律でも専門業者による作業が義務付けられています。

Q7. 見積もりを依頼したら、しつこく営業されませんか?

A7. reputableな業者であれば、お客様の意思を尊重し、しつこい営業は行いません。私たち首都圏緑化サービスでは、お客様がじっくりご検討できるよう、お見積もり提出後の過度な営業活動は一切行っておりませんので、どうぞご安心ください。

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まとめ:アスベスト解体の第一歩は、信頼できる専門家への相談から

この記事では、アスベスト解体の費用について、レベル別の単価相場から事前調査の重要性、業者選びのポイントまでを網羅的に解説してきました。

【この記事の重要ポイント】

  • アスベスト解体費用は、レベル1>レベル2>レベル3 の順に高額になる。
  • 2022年の法改正により、事前調査と結果の報告が義務化された。
  • 費用総額は、除去費用の他に足場代や廃棄物処理費などがかかる。
  • 国や自治体の補助金制度を積極的に活用すべき。
  • 安全で適正価格の工事には、信頼できる専門業者選びが最も重要。

アスベストの問題は、専門性が高く、費用も決して安くはありません。だからこそ、不安や疑問を一人で抱え込まず、まずは信頼できるプロに相談することが、問題解決への一番の近道です。

私たち株式会社 首都圏緑化サービスは、東京・埼玉エリアを中心に、数多くのアスベスト解体・除去工事を手掛けてまいりました。法令を遵守した安全な施工はもちろん、お客様一人ひとりの状況に寄り添い、最もご安心いただけるプランをご提案することをお約束します。

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