住宅の基礎について

今日は首都圏緑化サービスです。古い家を解体した後、家を建て直す際には基礎工事が始まりますね。家がここに建つんだ〜と近所の土地の基礎を見ると、コンクリートで四角くなっていることが多いと思います。今回はそんな基礎のことをコラムにしてみました。

基礎工事の種類

現在は主に２種類の基礎があります。

ベタ基礎

今一番主流の基礎工事がベタ基礎です。鉄筋コンクリートで底面全体を覆って、土地全体を支えており、耐震性に優れています。底面全体で建物を支えるため家が傾いてしまうことが少ないです。建物を支えるだけでなく、家の下がコンクリートになるためシロアリ対策にもなります。

布基礎

地面に逆T字型にコンクリートを打ち込み柱にします。実際に布は使っていません。柱や壁部分のみに基礎を配置してコストを削減しています。奥深くまで鉄筋コンクリートを根入れすることができます。現在の布基礎は柱以外にコンクリートで覆い、パッと見た目だけではベタ基礎か布基礎かわからないかもしれませんが昔は柱部分のみ鉄筋コンクリートでそこ以外は土が剥き出しになっていることが多いです。

その他の基礎

古民家や古い伝統的な家の作りで、石の上に柱が置かれている「石場建て」という基礎があります。特に固定されているわけではなく、石の上に乗っているだけです。建物自体も接着ではなく木で組んであることが多く、耐震ではなく一緒に揺れることで建物を壊れにくくした「免震」で壊れることなく建っていることが出来ます。

基礎工事も家づくりには大事

基礎の高さは地盤から30cm以上の高さを確保する必要があります。あまりにも高いと階段で家に入らないといけないので大変になりますが、高さがないと洪水などの時に被害が大きくなる可能性があるので40〜45cmくらいの高さが一般的のようです。もちろん基礎の下には地盤があります。地盤が弱いと基礎がちゃんとしていたとしても災害の被害に遭う可能性もなくはありません。丈夫な地盤にするために整地や補強工事もあります。

造成とはどんなことをするの？整地とは違うの？

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