家を爆破解体をしてほしい！できる？できない？

こんにちは、川越にある首都圏緑化サービスです。物騒なタイトルになってしまいましたが、ずっと住んでいた家を爆破解体（発破解体）をしてほしい！という方がもしかしているかもしれないと思い記事にしてみました。爆破解体はショー的要素もあるためカッコイイ、みてみたい！と思う方もいるかと思います。

しかし、やっぱり、残念ながら自宅の爆破解体は諦めてください…。

日本で爆破解体が行われた例・できない理由

日本国内で爆破解体が行われたのは1986年に実施された、国際科学技術博覧会の国際連合平和館の解体で、最後に爆破解体が実施されたのは、2020年11月18日に行われた岐阜県揖斐川町の新川尻橋です。日本では数えるほどしか爆破解体は行われていません。建物が密集していることや丈夫な建物が多いこと、火薬の取り扱いが厳しく、取り壊せる量の火薬を扱うことが難しいということです。

リサイクルできるよう分別しなくてはいけない

建設リサイクル法が施行されてからは廃棄物を減らすため分別し、再利用するのが義務となりました。もし爆破解体を行うとしてもただ爆破させてそのままガラをトラックに積み込んで捨てるという雑な作業はできません。まずガラスや金属、分別できるものを分けて外すことになります。

爆破解体に必要な資格

爆破解体をもしかしたら今後やりたいと思う場合に必要資格があるのかどうか調べました。もちろん爆破解体には必要な国家資格があり「発破技士」という資格です。さらに発破技士の資格だけでは、火薬の管理ができません。火薬の管理をするには「火薬類取扱保安責任者資格」が必要になります。発破技士の免許交付には実務経験が必要で、発破の補助作業を6ヵ月以上経験しているか、発破実技講習を修了しているかのどちらかが必須です。火薬類取扱保安責任者資格は 18歳以上であれば、学歴や実務経験などを問わず、火薬類取扱保安責任者の資格における免状が交付されます。

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