解体・造成の豆知識

Column

解体時には分別・リサイクルをしています

2022/09/05

こんにちは、首都圏緑化サービスです。

解体後、リサイクルできる素材と何に生まれ変わるのか

解体といえば「壊してゴミ捨て場に持っていくだけでしょ?」そういうイメージの方もいるかと思いますが、昨今の解体業者は建設リサイクル法を守り分別して解体を行っております。廃材や廃棄物を品目ごとに分けてトラックで各種廃棄場へ搬出します。処分業者では、分別したものをさらにチップやペレットなどに加工します。これで、リサイクルとして成立しているのです。何をどうやって分別、そしてリサイクルしているでしょうか。今回は項目別にまとめてみました。

木材

細かく木材チップにし燃料などに使用する、張り合わせて合板にすることでまた建築物に使えます。木材繊維を取りだしパルプ加工することで紙にも再利用可能です。バイオマスを発酵しバイオエタノールを作りガソリンに混ぜることでCO2排出量の少ないエコ燃料にすることができます。

コンクリート

破砕して混合物などを除去することで、路盤材・建築物の基礎材・コンクリートの骨材等に再利用できます。リサイクル率が高く、コンクリート塊で97%、アスファルト・コンクリート塊で98%を超えるので、コンクリートは建築物には欠かせない素材であると思います。

ガラス

溶かしてまたガラスとして再利用できます。繊維状のグラスウールにすることで建材にすることもできます。

屋根瓦

瓦は粘土かセメントでできています。粘土瓦は昔は埋め立てるしかなかったのですが、現在はこちらも細かくチップ化して道路などに再利用されます。

石膏ボード

粉剤しまた石膏ボードとして再利用できます。農地の土壌改良剤としてもリサイクル可能です。

金属

金属は高温で溶かしてまた同じ材料として使えます。金属を掘り出す手間がなくなるのでリサイクルに適した素材です。

 

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