ブロック塀の安全確認！解体が必要な場合はいつ？

一般的な日本の家の外構で一番多いのがブロック塀かと思います。以前はブロック塀で囲う方が防犯対策になるとのことでしたが、外から家のなかが見えない方が泥棒が侵入しやすいとわかり、ここ数年ではアルミフェンスやレンガなどおしゃれな外構も増えてきたように感じます。しかし、防犯対策以外にもプライバシー保護、防火、遮音など別の用途もあるのでブロック塀の需要がなくなったわけではありません。

高く積み過ぎは危ない！ブロック塀の安全確認

高く積まれたブロック塀を街中で見ることも多いのではないでしょうか？

ブロック塀の建築基準は

・高さ2.2m（11段）以下とすること
・壁の厚さ15センチメートル（高さ2メートル以下の塀は10センチメートル）以上の厚さにすること
・壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径9mm以上の鉄筋を配置すること
・1.2m（６段）以上の壁の場合には3.4mごとに控壁（ひかえかべ）を設置する
・しっかりした基礎があること

と決められていますが改正建築基準法は1981年に制定されました。それ以前に作られたブロック塀は現在の基準に満たないまま放置されているため、すごく高いブロック塀や壊れているブロック塀があるのです。

高すぎるブロック塀は倒壊の危険性があります

大きな地震が起こるたびに壊れたり、倒れることがあり、遂には死亡事故が起こったこともありました。（産経新聞：大阪北部地震のブロック塀倒壊、原因は施工不良　高槻の女児死亡、第三者委答申）ブロック塀が倒れ人や物に被害を出してしまうと、その責任は所有者に課せられてしまいます。

撤去費用の補助を行なっている自治体も多くありますので劣化が進んでいる、壊れかけているなど解体撤去をお考えの方は一度確認すると良いでしょう。

川越市のブロック塀撤去補助金について

狭山市のブロック塀撤去・フェンス新設補助金について

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